アイソレーションとは、体の一部分だけを動かす、ダンスの基礎スキルです。
基礎でありながら非常に難しく、初心者が最初にぶつかる壁といえます。
マサ 未だにできる気がしないぞ。
コブ 感覚を掴むまでが大変なんだよな。
この記事では、超初心者向けにアイソレーションの基本から練習方法まで丁寧に解説します。
難しく感じるかもしれませんが、一緒に基礎からじっくりマスターしていきましょう!
コブ ダンス始めたての方は、こっちも必見だぜ。
ダンス初心者さんが独学で始める方法はコチラの記事をどうぞ!
アイソレーションって何?
アイソレーションとは、体の特定の部位だけを動かすことを指します。
たとえば首だけ、肩だけ、胸だけ、腰だけというように、その部分だけを意識的に動かします。
マサ 首!特に首が難しいッ!!
主に練習するのは今挙げた4つの部位で、初心者さんはまず真っ先に習得を目指すべきです。
初心者向けのダンスレッスンでは、ステップなどのリズムトレーニングと一緒にアイソレーションの練習時間が設けられることが多くあります。
アイソレーションを練習すべき理由
なぜ初心者さんはアイソレーションを真っ先に練習すべきなのか?
それは、アイソレーションは「自分の体を自在に操る力をつけられるから」です。
コブ …わかるぜ。全然ピンと来ないよな?
その理由は大きく2つあると僕は考えます。
「真似する力」が向上する!
ダンスの練習は、ひたすら【見る → 真似る】の繰り返しです。
アイソレーションを身につけることで体の操作が上手になり、この“真似する力”が磨かれていきます。
コブ つまり、覚えるスピードが格段にアップするということだぜ。
これから、練習を進めていく上で様々なステップを覚えていくことになります。
アイソレーションを最初に身につけておけば、真似ることも上手になり、スムーズに上達していくことができるのです。
動きの「見栄え」がよくなる!
アイソレーションを身につけると、動きの完成度も格段に向上します。
ダンサーさんの動きがカッコいいのは、自分の体をどう動かせばよりダイナミックにカッコよく見えるのかを分かっているからです。
そして、そのイメージ通りに体を動かすことができるからです。
マサ 完璧にコピーしたのに「これじゃない感」があるのはこのせいだったか…。
お手本の動きをより正確にコピーできるので、結果としてダンスの完成度も上がってきます。
部位別アイソレーションのやり方とコツ
次に、体の部位ごとのアイソレーションの方法とコツを見ていきましょう。
基本的にはどの部位も、前後・左右・回すといった動きを順に練習して可動域を広げていくのが基本です。
ここでは首・肩・胸・腰の順に、各部位の基本的な動かし方のポイントを初心者向けに解説します(それぞれ詳しい練習方法は別記事でも紹介する予定です)。
首のアイソレーション(やり方・コツ)
首のアイソレーションでは、「首だけ」を動かすことに集中します。
まずは前後と左右に首を動かす練習がおすすめです。
前に首を出すときはアゴを上げすぎないように注意し、後ろに引くときはアゴを引くイメージで動かしてみましょう。
初心者のうちは両手で肩を軽く押さえながら首を動かすと、肩が一緒に動いてしまうのを防げます。
「首だけ動かす感覚」をつかむために、ゆっくり丁寧に練習してみてください。
コブ 首のアイソレーションのやり方は、こっちも必見だぜ。
>>首アイソレーションのやり方|全く動かない初心者さんでもできる練習法
肩のアイソレーション(やり方・コツ)
肩のアイソレーションは、左右の肩を交互に上下させたり、前後に動かしたりする練習です。
左右に動かすときは、片方の肩を上げたらもう片方は下げるように意識しましょう。
肩を後ろに引くときは肩甲骨を寄せるイメージ、前に出すときは胸を後ろに引くイメージで動かすとスムーズです。
慣れてきたら胸が動かないように肩だけを動かすのがポイント。
鏡を見ながら、肩以外が動いていないか確認しつつ練習してみてください。
胸のアイソレーション(やり方・コツ)
胸(胴体)のアイソレーションでは、みぞおちのあたりを中心に胸を前後左右に動かします。
コツは肩のラインをできるだけ平行に保つことです。
胸を前後に突き出すときは肩が一緒に動かないように意識し、左右にスライドさせるときも肩が傾かないよう注意しましょう。
最初はうまく動かせないかもしれませんが、ゆっくり小さな動きから始めて徐々に可動域を広げていくと効果的です。
腰のアイソレーション(やり方・コツ)
腰のアイソレーションは、腰(ヒップ)を左右や前後に動かす練習です。
安定した姿勢をとるために、軽く膝を曲げて腰を真下に落とすように構えるとよいでしょう。
動かすときは骨盤を意識し、上半身がぶれないように気を付けます。
初心者は手を腰に当てて骨盤の動きを確かめながら行うと感覚がつかみやすいです。
まずは無理のない範囲でゆっくり動かし、鏡でフォームを確認しながら練習してみてください。
先輩からのアイソレ習得アドバイス
ここまで書いておいてなんですが、実は僕自身もアイソレーション習得にはかなり難儀しました。
コブ まぁ、自他ともに認める運動音痴だったしな。
と、言うことで、全部位のアイソレーションに共通するコツを最後に記しておきますので参考にしてください。
必ず鏡で確認しながら練習をしよう!
上述した通り、アイソレーションは体を自在に操るための練習です。
自分がイメージした動きと、実際の動きとをすり合わせることが非常に重要!
そのためには鏡が必須!
コブ 地味だけど繊細な練習だから、常に確認しながら練習しなくちゃだぜ。
可能なら、その練習の様子を撮影して、後から確認するというのも効果的です。
常に”脱力”が正解!
マサ ふぬおおぉぉ!!!(首ビキビキ)
こんな風に力で持っていくアイソレーションは不正解です。
アイソレーションは、ただ、その部分を動かすだけです。
立ったり、歩いたり、日常動作を超絶力んでする人はいないようにアイソレーションも脱力が基本。
力を抜くことで動かしやすくなり、可動域も広がります。
毎日欠かさず積み重ねよう!
アイソレーションはとにかく“感覚を掴む”までが大変。
その感覚を掴む上で一番大切なことは、短時間でもひたすら積み重ねること。
コブ 逆に、1回でも掴んでしまえば一生忘れないぜ。
10分で5分でも、意識的に体を動かすクセをつけて、体の神経を呼び覚ましましょう!
初心者向けの、練習時間についての考え方はコチラの記事を参考にどうぞ。
練習は量より質!…とかの話ではなく、細くてもいかに継続するかが大切です。
時間はかかるけど、焦らずじっくり習得を!
アイソレーションは基礎でありながら難しく、練習も地味。
派手にカッコよく踊りたいと始めた方からしたら、苦行とも言えるスキルです。
コブ 実際ここで挫折したり、無視してステップに進んだりする初心者さんは多いぜ。
でもこれが身につかないと、上達が遅くなり、見栄えも悪くなり、後々モチベーションを削ってきます。
マサ そうかぁ…。なら地味でも頑張るしかねぇな。
練習のコツや練習法は多数あれど、結局はコツコツ積み重ねが一番の近道。
日数分でも体を動かして、早くこの感覚を掴めるように頑張りましょう!







